HALL B
VPのクオリティを次のステージへ
Pixomondo ×『清澄白河BASE』でつくりだす『リテイク』に見るVADの役割とは

- 公演時間:
- 10:00 - 11:00
- 講演内容:
- ショートフィルム「リテイク」は、VFX業界のアカデミー賞と呼ばれるVESアワードの受賞歴を持つ米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のVFXカンパニー Pixomondo Inc.のVADチームによる高品質な3DCGを背景に、「清澄白河BASE」でバーチャルプロダクション撮影をしている。
この講演には、本作のVADを担当した Pixomondo Inc.のMujia Liao氏が、カナダから来日して参加。本作のディレクターを務めたソニーPCLの大賀氏と共に、特に挑戦的な点が多かった主人公が宇宙船から月に向かい宇宙空間へ飛び出すシーンの制作プロセスを解説する。
- 受講スキル:
- バーチャルプロダクションに対する基礎知識
- 受講で得られるスキル:
- ワールドクラスのクオリティを生む背景アセットのつくりかた
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大賀 英資
ソニーPCL株式会社
ショートフィルム「リテイク」ディレクターソニーPCLにてディレクター/バーチャルプロダクションプロデューサーとして活動中。 ハリウッドの現場で働いた経験を基に、VPスタジオでは先進技術とクリエイティブの間に立ち、国内外の映画やCM案件において演出・プロデュースに携わる。オリジナルショートフィルム『リテイク』ではディレクターを務めている。
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Mujia Liao
Pixomondo Inc.
Head of Virtual Art Department / Art Director,Pixomondoのバーチャルアート部門の責任者、アートディレクター。過去10年間にわたり、『マンダロリアン』『ウエストワールド』『スター・トレック:ディスカバリー』などの注目のテレビシリーズや、『ワンダーウーマン』『ワイルド・スピード』といった大手スタジオの著名な作品に携わる。部門の責任者として、VADチームの構築と編成に力を注ぎ、PXOのLEDボリュームステージにおけるフランチャイズのバーチャルプロダクション移行を支えたPXOの主要なパイオニアの一人。また、アートディレクターとして映画制作者やプロダクションデザイナーと緊密に連携し、クリエイティブな指導を行い、LEDボリューム上で美しいバーチャルワールドを実現するためのアドバイスを提供している。